お肉になぜ塩を振る?もうなんとなくじゃない!!徹底解説!!
「とりあえず、肉焼く前に塩かけとくか」
仕事から帰ってきて、ご飯を作りながらよくそう考えていました。
そのまますぐ焼いたり。
たまにはちょっと待ってみたり。
フライパンに肉投入しながらかけてみたり。
なんとなく塩はいるかな、でも、理由はイマイチ分からず。
お肉が柔らかくなるのかな?
下味がつく?
コーラとか塩麹とか漬け込むといいって聞くけど、それと一緒?
自分の認識はこのようなものでした。
ってことで、今回はなぜ塩は必要なのか。
そもそも必要なのか
という疑問を紐解いていきます!!
このブログでは
自分自身が疑問に感じたことが腑に落ちるまで調べまくり、
“ なんとなく ”を“ なるほど!”
とちょっと実践したくなった経験・情報を綴っています。
難しい単語を頑張って覚えるじゃなくて、
イメージで楽しく覚えれるように。
ちなみに、
この投稿自分自身初めてのブログ、初めての投稿のため、
良かったら応援してください!!
まず、結論!
塩は必要!
理由!
お肉をやわらかくするため!
まぁそれはなんとなく知ってたよ。
って方、一緒ですね!
よし次は、なぜ塩を入れればお肉がやわらかくなるのか、
ここを紐解いて行きましょう!
イメージしやすく簡単にまとめると、
「塩が肉の繊維を破り、やわらかくし、
味が染み込みやすくなる、そして、旨味が引き出される」
まぁ、ここまでは分かっていたこと。
もうちょっと詳しく知りたいって方、一緒に次に行きましょう。
ここまでの茶番は置いておき、
ここからはガッツリ紐付きタイムに移ります。
調べました。
「焼く前に塩を入れる理由」
いっぱい記事がヒットしました。
その中で(腹立つくらい)よく出てきた単語。
浸透圧!!!
「塩をかけると、
浸透圧により肉の表面に水分が引き出され、
中の旨味が凝縮される」
イメージ出来そうで出来ん!
分かりそうで分からん!!!!
いくら調べても、分子が〜イオンが〜というところで詰まってしまう。。
でも、最終的にはちゃんとイメージ出来るまでになったので、
読んでみて、あ!そうなんだ!次はちょっと意識してみよ!
と感じてもらえれば嬉しいです。
一般的な肉料理では、
お肉に味を染み込ませた方が美味しくなる場合が多いです。
その上で今回分かったこと。
「お肉の細胞同士の間には壁があり、
何もしないとその壁に阻まれ、
お肉に味が染み込むこはない。」
厳密には少し違うかとは思われますが、
イメージしやすさ重視でいきます。
そして、そのためにどうすれば味が染み込むようになるのか、
という視点で考えると、1番イメージしやすかったです。
では、どうすればいいのか。
壁の壊し方を大きく3つに分けてみました。
①物理的な破壊
フォークや専用のハンマーで叩くなど。
②科学的な破壊
今回説明するような塩の作用など。
③熱による破壊
フライパンで焼いたり、レンジでチンしたりなど。
書いている通り、塩は②の壊し方となります。
では、実際塩がどのように壁を壊してくれるのか。
最近、男性でも女性でもスキンケアが重視されてきていますよね。
肌質改善とか髪質改善とか体質改善とか。
塩は肉質改善をしてくれるんです!!!!
太りやすい体から痩せやすい体になるように、
染み込みにくい肉から染み込みやすい肉へと変貌を遂げます。
塩最強ですね。
もう少し具体的に言うと、壁の強度が変化します。
何の隙間もない頑丈な壁から、
少し間のあいた柔らかい壁へと変化します。
これが塩での壁が壊したという意味になります。
また、もう1つ自然の法則として、
「濃度は一定に保とうとされる」
この力もかなり大きい力となってくれます。
コーヒーにミルクを入れると勝手に混ざるように。
お風呂で追い焚きをすると勝手に温度差が一定になるように。
難しいことはなく、こんなイメージでOKです。
そのおかげで、
塩が勝手に周りの壁を壊しながら周りに広がろうとしてくれます。
ひとまず結論まとめておきます。
「塩をかけ放置しておくと、
勝手に肉全体の肉質改善をし(壁を壊し)、
味が染み込みやすくしてくれる。」
まとめると、あっけないですね?笑
最初に結論として話した
「塩をかけるのはお肉をやわらかくするため」
がイメージしやすくなりましたかね??
それであれば、凄く嬉しいです!!!
ここまで見ていただけた方大変ありがとうございました。
あとは、じゃあ実際活用どうすればいいのか、
塩の量や放置する時間、
塩を使わない方がいい例
を知りたい方向けに書いて終わりとします。
覚えやすいように要点だけ!
塩の量に関して!
黄金比率は100gに対して0.9g
1度は聞いたことありますかね?
ただ、いちいち測ってられないので、
ひとつまみで掴める塩の量を調査しました。
(親指と人差し指)
ひとつまみは0.5gでした。
ということは
100gでふたつまみ!
これなら覚えやすいかな。
続けて、放置時間。
放置しすぎると、水が抜けすぎてお肉が固くなります。
1つだけ覚えるとしたらら“30分”
この数字だけでいいです。
鶏肉、豚肉、牛肉、全て30分置いてください。
あとは、肉全体に塩が回るまで待てばいいと考えると、
薄切り肉は半分の15分、厚切り肉は倍の1時間。
それなら、3つの中で鶏肉だけ分厚くね?
と感じる方もいるかもしれません。自分もです。
調べると鶏肉は豚肉・鶏肉に比べると、
元々壁に隙間があいており、塩が通りやすいのだそうです。
ですが、30分待つの長くね?って方もいるかもしれません。自分もです。
本当に疲れているときとかはもういいと感じます。
ただ、自分は野菜切る前に、ご飯を炊く前に、少しだけ家事をする前に、
肉に塩だけ振りかけちゃって放置してます。
お肉は、塩の濃度が均一の方が良いと話しましたが、温度も同様です。
冷蔵庫から出したときは表面が常温、内部は冷めくなってます。
ちょうど30分もすれば温度も均一になり、一石二鳥となります!!
そして、最後に塩をかけない方が良いパターンだけお伝えします。
ステーキ:綺麗な焼き色がつきにくくなる、塩かけるなら焼く直前
鶏胸肉:元々水分が少ないため、パサパサ感を強めてしまう。
また、ソースでも塩分が強い場合は、塩っ辛くなることもあるので、
そのときはソース側で少し塩分も量を減らして調整しましょう!
どうでしたかね?
少しはお肉が美味しいやけそうなイメージが出来ましたか??
自分のご褒美は自分でも作れるように今週も頑張りましょうー!!
2 Comments
ちゃのみ
私も何となく塩コショウふってましたが、意味を知ると奥深いですね☺️!
DAICHI
そうですよね!自分はいつもすぐ焼いてしまっていたので気をつけますー!